吉浦小の柳は本校のシンボルとして古くから児童、そして地域の人々に親しまれてきました。その由来は創立間もない頃に卒業生の記念樹として正門近くに植樹されたもので、その樹齢は100年を越す老木でした。
 その後、校地拡張等が行われる度に伐採と存続に分かれて地域で議論が繰り返されましたが、結局は吉浦小のシンボルとして大切にしようという意見が強く、大切に保存されてきました。
 しかし、昭和62年の台風12号の被害により老朽化し、穴洞となった幹が強風に耐えられず根元から倒れてしまい、長年吉浦小のシンボルとして親しまれてきた柳は残念ながらここに消滅してしまいました。