校長室より


                           

 

霜月

 11月になりました。まだまだお昼の気温は高いので,少し動くと汗が浮いてきますが,さすがに朝晩の冷え込みに冬が近くにきていることを感じさせます。11月は霜が降りるころであることから,「霜月」とよばれるのですが,すでに毎朝,車のフロントガラスは結露しており,ワイパーひとかきで視界が開けるとホッとします(凍結するとガリガリっといやな音がし,解氷に時間をとられます)。

目が覚めたときも布団から出にくくなりますが,早めに目を覚まして,心も体も準備して,「よしっ」と覚悟を決めて布団から這い出します。

学校では,毎朝玄関に出て生徒の登校を待ちます。最近は落ち葉掃きもあるので,生徒の登校を横から見ることもままあるのですが,生徒の顔を見ながら「おはよう」と声を掛けます。生徒は立ち止まって,はっきりと「おはようございます」と返してくれます。元気のある子,少し元気のない子,調子悪そうな子,沈んだ表情の子…,毎朝いろいろな状態の生徒の顔を見ます。でも,ほとんど全ての生徒が,目を合わせて「おはようございます」と返してくれます。気持ちよく,そして元気をもらうことに感謝して「おはよう」と返します。

10月は八百万の神々が出雲大社にお集まりになられるので,私たちの町や国の神がご不在になるため神無月と呼ばれますが,11月は神々が地元にお戻りになられるので,神帰月とも言われるようです。吉浦の神様も地元にもどられて,生徒を見守ってくれることでしょう。今年もあと2ヶ月です。日々のできごと一つひとつに感謝して,今日一日を大切にしていきたいものです。

 

                               吉浦中学校長