令和3年12月20日(月)

ライス
牛乳
フライドチキン
ボイルブロッコリー
豆乳コーンスープ
手作りクリスマスブラウニー







今日は,2学期最後の給食で,お楽しみのクリスマス献立でした。

今年は,手作りのブラウニーに挑戦しました!家でも試作,給食室でも試作を重ね,今日を迎えました。

朝一から,安中の給食室が誇る,スイーツ名人が腕をふるいます!
溶かしたチョコレートとバターに,卵を入れ,照りがでるまで混ぜます。
 
その後,小麦粉とベーキングパウダー,ココアパウダーをサクッと混ぜ合わせて,鉄板に流していきます。

アーモンドとくるみをトッピングして,焼いていきます。

「無事にできますように・・・おいしくできますように・・・」

最後は願いを込めて・・・神頼みです!

おいしそうな香りがしてきて,一安心。おいしそうなブラウニーができあがりました。

予定していたよりも大きくなり,袋につめるのも大変でしたが,なんとかラッピングまでできました。
 
ここで,給食室からのバトンを,給食委員会の有志6名が受け取り,手作りクリスマスブラウニーを各クラスへ配り歩きました。
 
今日は,なぜか配膳に苦戦して,予想よりも全クラスに配り歩くのに時間がかかってしまいましたが,黙食の給食時間にたくさんの笑顔を届けることができたと思います。

事前に着方も練習し,みんなを楽しませることはもちろんですが,給食委員の生徒自身が,とても楽しそうにしていたのでよかったです。

これからも生徒の力を借りながら,安中の給食を盛り上げていきたいと思います!

少し早いですが,今年の給食は今日で終了です。
ワクワクドキドキを給食で届けるために,給食室ではチャレンジの連続の日々でした。
給食を通して,食べることの大切さ,楽しさがみなさんに少しでも届いていますように・・・

3学期の給食は,1月7日からはじまります。お楽しみに!

令和3年12月13日(月)

ごはん
牛乳
くわいのから揚げ
五目きんぴら
鶏だんご汁








今日は,広島県の福山市が日本一の生産量を誇る「くわい」が登場しました。
実から立派な芽がのびているその形から,「芽が出る」という縁起物とされ,お正月のおせち料理でもよく食べられています。

煮物で食べることが多い「くわい」ですが,今日はミニサイズのものを使ってから揚げにしました。
 

縁起物の「芽」がとれないように,優しく,丁寧に,3回洗います。


しっかり水をきってから,大量の油で一気に揚げていきます。


揚げたてのくわいに,軽く塩をふって,完成です。


くわいを初めて見たり,食べたりした生徒が多かったようで,これはなんだ?と警戒心がむき出しになっていました。

その見た目から,食べる前から減らす人が多かったクラスもあったようですが,食べてみるとホクホクしておいしい!意外にいける!となり,減らしていた人も結局おかわりをしていたそうです。

「お正月に,おせち料理食べる?その時くわい,出るよね?」と声をかけましたが,ほぼ全員がおせち料理自体,食べませんという答えが返ってきました。

おせち料理などの行事食は,昔から伝わる,願いや思いがつまった大切な食文化です。
まずは家庭・学校で味わい,そこから興味をもって調べたり,実際に調理をしたりして,食文化についての理解を深めていってくれるといいなと思います。

令和3年12月3日(金)

パインパン
牛乳
里芋と栗のグラタン
白い野菜のスープ



寒くなってきて,冬の訪れを感じる,今の季節にぴったりの「冬野菜」をたっぷり使用した献立でした。

今が旬の里芋を使ったグラタンですが,急遽安浦の農家さんが育てた「日ノ浦ごいも」を使用することができました。

泥を事前に落とし,包丁で皮をむいていきます。手がかゆくなってしまうので,手袋を着用します。
前任校では,冷凍の里芋を使用していましたが,ホクホク・ねっとりの食感は生の里芋だからこそ味わうことができるなと感じました。
 
グラタンに使用するホワイトソースも,もちろん手作りしていきます。混ぜ続けるので,腰が痛くなります。
栗も加えて,しっかり混ぜ合わせます。

カップについで,チーズ,パン粉、パセリをトッピングして,オーブンで焼いて完成です。

グラタンの相手は,「白い野菜のスープ」だったのですが,いくつ白い野菜を見つけることができましたか?

数えてみると,じゃがいも・玉ねぎ・カリフラワー・かぶ・大根・白ねぎ・セロリーの7種類の白っぽい色の野菜を,たっぷり使っていました。

今日は野菜をカットする機械を使わず,包丁でひたすら切り続けました。

いつもと同じようなスープじゃん!と見せかけて,約30キロの7種類の野菜を切り続ける,とても手間のかかったスープでした。今年の給食も,あと11回です。しっかり味わっていただきましょう。

 令和3年11月19日(金)

2色揚げパン
(きなこ・ココア)
牛乳
ポトフ
フルーツポンチ



今日は,リクエストメニューにも入っていた「2色揚げパン」が登場しました。


前回は,小さめのパン2個,それぞれにミルクココアとシナモンシュガーをまぶして作りました。

2回目の今日は,いつもの大きさのパンに,両側からミルクココアときなこをまぶしてみました。

焼きたてのいい香りがするパンを,大量の油で,どんどん揚げていきます。

温度を確認し,カラッと揚がったら,アツアツのうちに粉をまぶしていきます。
片方に,まずはきなこを・・・

次に,ミルクココアをつけて,各クラスのパンケースにきれいに並べて入れて完成です。

給食当番さんが,盛り付け見本を見て,「なるほど!2色とは,こういうことか!」と,独り言をつぶやきながら運ぶ人がたくさんいました。

おいしかったです,という感想はいつもたくさんもらいますが,「あの2色揚げパンは,どうやって作ったんですか?」と今日は,できるまでの工程を質問する生徒が何人かいました。

できている工程の写真を見せると,「おぉー!すごい!1本ずつ,つけてくれてたんだ!」と驚いていました。

おかわりじゃんけんに負けて悔しかった,1ヶ月後にまた2色揚げパンを食べたい,今日は最高の組み合わせの給食だった等々,大好評でした。

予想よりも手間がかかり,できあがりがギリギリになってしまいましたが,献立を少し改善してまた登場させることができたらいいなと思います。

令和3年11月10日(水)

豚玉どんぶり
牛乳白菜とちりめんのサラダ
おかしなピラミッド






今週から,急に寒くなり,給食を取りに来るときに震えている生徒を何人か見かけるようになりました。

秋をとばして,冬がやってきたような気持ちですが,秋の味覚がたっぷりの給食が続いています。

今日は,「おかしな目玉焼き」,「おかしな生卵」に続き,3つ目のおかしなシリーズの「おかしなピラミッド」が登場しました。
材料は,旬のさつまいもに三温糖,バター,牛乳,生クリーム,クラッカー,卵を使って作りました。

まずは,さつまいもを一旦蒸して,やわらかくしておいてから,三温糖やバターなどと一緒に混ぜ合わせていきます。

かなり重たくなり,全身を使って混ぜ合わせていきます。
そしてなめらかな舌触りにするために,細かくなるよう,つぶしながら混ぜるので,とても大変な作業でした。
これで,やっとピラミッドの正体となる「スイートポテト」の完成です。

これで終わりではなく,「おかしなピラミッド」という名前にふさわしい見た目にするために,クラッカーの上にスイートポテトをピラミッド型にのせていきます。
これがなかなか難しく,私が作ると古墳のような丸みをおびた形になってしまいました。
給食の先生方は,ササッときれいなピラミッド型を作っていて,さすがだなぁと思いました。
 
きれいにならんだピラミッドを焼いて,やっと完成です。

献立を見て,なんだろうと思っていた生徒も,なるほど!と,納得のピラミッド型のスイートポテトが完成しました。
 
名前や見た目からも,ワクワクドキドキを伝えたくて,かなりの手間をかけた一品でした。

ある3年生からは,「今までの給食で2番目に大好きなメニューです!」と,声をかけてくれました。
(ちなみに1番は,レモンビスキュイパンとのことです。)

また,さつまいもが苦手な生徒も結構な人数いるようですが,スイートポテトになっていたので,おいしく食べられたという意見もありました。

おかずにもスイーツにもおいしく変身する,今が旬のさつまいもです!
今の季節においしい旬をむかえる食材を,しっかり食べて,寒さに負けない体を作りましょう!

令和3年10月20日(水)

さつまいもごはん
牛乳
焼き鳥盛り合わせ
なめこ汁




今日は,秋の味覚のさつまいもときのこをたっぷり使った給食でした。
そして,作るのは絶対に大変だと予想しながらも,「手作り焼き鳥の盛り合わせ」にチャレンジしました。

鶏肉と白ねぎを使った「ねぎま」,鶏肉とうずら卵で「いとこ」,鶏ミンチとねぎ,しょうがなどを混ぜ合わせてつくった「つくね」の3本でした。

まずは,白ねぎを一人2個ずつになるように,数えながら切っていきます。


白ねぎを切り終わったら,下味をつけた鶏肉と交互に串に刺していきます。

やっとねぎまが完成して,ホッとする間もなく,次は鶏肉とうずら卵を刺していきます。
うずら卵が割れやすく,難しかったですが,時間もないので,どんどん串に刺していきます。

同時並行で,鶏ミンチをこねて,つくねも作っていきました。
数を数えて,だんごを作ってから,串に刺していきました。


1人3本,合計約460本の焼き鳥を作るのは,時間もかかって大変だろうと予想はしていましたが,それを遙かに上回るほど大変で時間がかかってしまいました。
 
給食の先生にも,かなりの負担をかけてしまい反省しながらも,「今日の給食,全部おいしくて最高でした!焼き鳥,どれもめちゃくちゃおいしかったです!」との感想もたくさんもらったので,献立内容や作業面に少し変化を加えて,また登場させることができたらいいなと思います。

給食を食べるのは,一瞬ですが,今日の焼き鳥は,刺すだけで2時間かかったこと,お肉屋さんは約630切れの鶏肉を数えて学校へ届けてくれたことなど,たくさんの人の苦労があって目の前の給食が作られていることを忘れないでくださいね。

 令和3年10月18日(月)

ごはん
牛乳
さばのピリ辛煮
即席漬け
元気汁








給食の煮魚は,大きな釜でコトコト煮込んで作ります。
さばやさんまなどの魚を使って,味噌煮,しょうが煮,ソース煮,カレー煮,梅煮など。

今日は,辛さのパンチを加えた,ピリ辛煮が初登場しました。
にんにくやみそ,豆板醤などを混ぜ合わせた煮汁に,素早くさばを投入します。

さば同士がくっつかないように,背を上にすることがポイントです。

全て入れ終わったら,後はコトコト煮込むだけです!
でも,ほったらかしにしていると焦げてしまうので,何回か釜をゆりかごのように揺らして,完成です。

しっかりと味が染みこんでいて,ごはんが何杯でもいけそうでしたね!

ある3年生から,「今まで食べた給食の中で,今日のさばのピリ辛煮がナンバーワンにおいしかったです!」と,うれしい言葉をもらいました。


また,今日の汁物は,ちりめんじゃこを使った元気汁でした。わざわざ出汁をとらなくても,ちりめんじゃこから出た出汁でおいしく食べることのできる,魔法のみそ汁です。
以前,元気汁を考案した栄養教諭の先生から,「元気汁の野菜は角切りにするんよ」と教えてもらいました。
そのため,安中でも機械を使わず,全て包丁を使う手切りになり,手間はかかりますが,コロコロの角切りに野菜を切ってもらっています。

同じような「みそ汁」でも,出汁が違うことに加えて,切り方にも変化を加えています。

黙食の給食ですが,ただ食べるだけではなく,どんな食材が使われているのかなど,考えながら食べてみてくださいね。

令和3年10月14日(木)

ごはん
牛乳
レッドチキン
ごまサラダ
かきたま汁







今日は,にんにくとケチャップ,はちみつ,酒,しょうゆを染みこませた「レッドチキン」が初登場しました。

鶏肉を,たっぷりの調味液に漬け込みます。
見た目もいい感じに真っ赤です!


しっかり味を染みこませて,プレートに並べて,蒸し焼きにしていきます。



「焼いてもレッドっていう,名前通りになるかな?」と,ドキドキしながら扉を開けました。


残念ながら,うっすら赤色でしたが,温度もばっちり上がり,おいしそうに焼けていました。



辛い料理が好きな人からは,辛いチキンがよかったなと言われてしまいましたが,甘い味つけで,全体的に食べやすかったのではないかと思います。

ちなみに「かきたま汁」に入っていた「ねぎ」は,広島県産の「ヒバゴンネギ」で,かわいいイラスト入りの袋に入っていました。



他にも,きゃべつとえのきだけが,広島県産でした。
地元の安浦や呉市,広島県の食材を多く使った給食をしっかり味わっていただきましょう。

令和3年10月12日(火)

ハヤシシライス
牛乳
ひじきサラダ






今日は,「ハヤシシライス」です!

あれ?シが1つ多いのでは?ハヤシライスの間違いでは・・・と心配してくれた人がたくさんいましたが, 安心してください!間違いではありません!

ハヤシライスといえば,主に牛肉を使いますが,今日は野呂山でとれた「猪肉(シシ肉)」を使いました!
ということで,その名も「ハヤシシライス」と命名しました!

丁寧に処理をされた,きれいに輝く猪肉をたっぷり使いました。

とってもやわらかくて,おいしかったですね。

地域で生産されたものを,地域で消費する,地産地消を給食でもすすめていきます。
これからの季節は,日之浦ごいもも給食で使うことができたらいいなと思っています。

暑い日がまだまだ続きますが,まわりを見渡すと,稲刈りが行わていたり,虫が鳴いていたりと,秋の訪れを感じます。
実りの秋です。地域のおいしい食材を,もりもり食べましょう!

 令和3年10月11日(月)

ごはん
牛乳
おでん
ごまあえ


今日は,寒い季節に定番の「おでん」が登場しました。

給食では,おでんといっても,小さめに切った材料をコトコト煮込んで作るおでん風の煮込み料理しか経験していませんが,安中は違います!

家で食べるのと同じように,ひとつひとつの材料を仕込んで作り上げます。

大根は,中まで味が染みこみやすくするために,下ゆでをします。

おでんのこんにゃくといえば,やっぱり三角形!と思っていると,なにやらもう一つ包丁で切り込みを入れています。

このほうが,味が染みこむじゃろ〜と,おいしくなるための手間をおしまない姿,さすがです。
仕込みが終わると,かつお節と昆布とった出汁に,調味料で味付けをした中に,どんどん入れていきます。

おいしくなぁれと思いを込めながら,約1時間。

できあがってからが,また戦いです。

各クラスにそれぞれの具材を配缶していきますが,数の間違えがないように,2人で確認をします。普段の調理中は,これでいいかね等,明るい声が飛び交っている給食室ですが,この時ばかりは,シーンと静まりかえり,一人一人が全集中で必死に数えていました。

数を数える時にいつも話しかけて,怒られてしまうのですが,今日はいつも以上に殺気だっていたので,空気を読んでひそんでいたので怒られることもなく無事終わりました。

大きな釜でコトコト炊いて,味が染みこんだおでんは,とってもおいしかったです。

ALTのジャネット先生も,おでんが大好きとのことで,私のための給食をありがとう!と感激し,子どもたちには「In oden what do you like?」と質問攻めにしていました。

子どもたちからはその答えとして,「TamagoEgg)!」「DaikonnJapanese radish!」が多くあがっていましたが,「Atsuage」や「Konnyaku」,「Goboten」も隠れた人気がありました。

おでんは,ごはんのおかずになるのか論争もありましたが,給食の先生たちのおかげの味がしみしみおでんだったので,ごはんもよく食べていました。

もう少し寒くなったら,しみしみおでんをまた登場させたいと思います。

次のときの具材はなににしようかな?

In oden what do you like



 令和3年10月6日(水)

ごはん
牛乳
ホキの黄金焼き
ごま酢和え
もずく汁





 

今日は、見た目もきれいな「ホキの黄金焼き」でした。



さて、このきれいな黄金色のソースは,マヨネーズとあと1つ!ある野菜を使っていますが、なにかわかりましたか?

正解は・・・



「にんじん」でした!!

 

私が悪戦苦闘して、カタカナで文字を作っていると、スイーツ名人の平野先生は,ちょちょいとひらがなで作ってくれました。
すごいな、さすがだな、と感心しながらも、時間もないので他のにんじんと一緒にフードプロセッサーに入れて、すりおろしました。



すりおろしたにんじんとマヨネーズを混ぜ合わせ,塩こしょうで下味をしたホキの上にソースをかけ、焼きます。


すると、うすいピンク色だったソースが、きれいな黄金色になりました。



すりおろしたにんじんと、マヨネーズを混ぜるだけで簡単にできるソースですが、びっくりするくらいおいしいです!
にんじんが苦手な人でも、にんじんを使っていることに全く気づかずに食べることのできる魔法の料理です。

作り方は、塩こしょうで下味をした肉や魚に、同量のすりおろしたにんじんとマヨネーズを混ぜ合わせて、上にのせて焼くだけです。

給食では、切り身の魚に、にんじん10gとマヨネーズ10gを混ぜています。
家で作るときは、にんじんを適当にすりおろして、それと同じ量のマヨネーズを加えて作ると簡単にできると思います。
ぜひ作ってみてくださいね!

令和3年10月5日(水)

ごはん
牛乳
コメカラ
おかか和え
みそ汁


今日の「コメカラ」は,広島県産の「米粉」を使った,から揚げでした。

米粉は,米を細かく砕いて粉状にしたものです。給食でも,から揚げの衣として初めて使用しました。


鶏肉に下味をつけ,米粉をつけて揚げていきます。

 

いつもは片栗粉をつけて,から揚げにしていますが,今日の米粉を使ったことに,みんな気づくかなとドキドキしていました。
給食室前に置いたサンプルを見て,おいしそうと動かない当番の人がいたり,「米粉だったからサクサク,カリカリですごくおいしかったです!」と多くの人が声をかけてくれたりと大好評でした。

私ごとですが,最近は呉にもから揚げ屋さんもたくさんできているので,研究のためにから揚げをテイクアウトして食べることが増えました。

今まで食べてきたから揚げを思い出しながら,給食のコメカラを食べましたが,お店でも出せるし,家のごはんとして出てきたら,テンションが最高に上がるな,おいしいなと感じました。
きっと同じ思いになった人も多いのではないかと思います。

角切りの鶏もも肉100gに対して,しょうが2g,にんにく0.5g,しょうゆ7gで下味をして,お好みで片栗粉か米粉をまぶして,油で揚げて,安中特製から揚げを作ってみてくださいね!

 令和3年10月4日(火)

セルフキンパ
牛乳
わかめスープ





 

とあるテレビ番組で,おいしい釜飯を作ろうというコーナーがあり,「キンパ釜飯」が大人気なのを見て,給食で出せないかなと,ずっと考えていました。
そのことを,給食の先生たちに相談すると,「給食でも似たような感じで出せるじゃろ!やってみようや!」となり,今日の給食が誕生しました。

韓国料理の海苔巻きである「キンパ」ですが,さすがに給食室で一人分ずつ巻くのは難しいので,一食用のりを配って一口ずつ巻いて食べるかたちにしました。

巻く具材は,牛肉ときのこを甘辛く炒めたもの,広島県産の小松菜等を使ったナムルと,ビビンバに似ていました。が,1つ違ったのが,漬物のたくあんがプラスされていることでした!
みなさん気づきましたか?

ごはんも,白ごはんでいいかなと思っていましたが,ごまの風味がきいた本物のキンパに近づけるために,ごま油と白ごま,ほんの少しの塩をごはんに混ぜました。

クラスの飯缶を箱から取り出し,ごま油などを入れ,全体に混ぜ合わせ,飯缶を箱に戻すという作業は,思っている以上に腕が疲れて大変です。

でも,みなさんに,よりおいしく食べてもらいたいという思いで,大変な作業になっても,自分たちから進んで作ってくださいました。

肉や卵などの具材も,別々に配缶し,見た目にも美しくなるようにしてくださいました。

のりが5枚しかなかったので,貴重な5口キンパになりましたが,具材をしっかり巻いて食べることができましたか?
目の前の給食ができるまでに,多くの人の思いがつまっていることを忘れずに,味わっていただきましょう。

 令和3年9月1日(水)

ごはん
牛乳
コロコロ牛ステーキ
フライドポテト
みそ汁



 

今日から2学期の給食がスタートしました。
初日の今日は,いつも肉を納品してくださる原山さんが大切に育てられた,牛の肉を使ったコロコロ牛ステーキでした。

かたかったり脂身が多かったりせず,おいしく食べてもらえるように,筋を丁寧にとったり,大きさをそろえて切ったりするのが,とても大変だったそうです。

「安浦牛じゃけんね!おいしく,調理頼むよ!」という原山さんからのバトンを,給食の先生が受け取り,調理をしていきました。

塩こしょうで下味をして,パサパサしないように油で表面をコーティングして焼いていきます。
おろし玉ねぎとにんにくを使った,ごはんの進むソースをかけて完成です。


安浦牛のお味はいかがでしたか?

給食でも,食前食後の手洗い・うがい,給食当番の身支度,黙食等の感染予防に継続して取組を行います。
地産地消をすすめ,旬の食材や郷土料理などを取り入れたおいしい,ワクワクドキドキするような給食をみなさんに届けますのでお楽しみに!

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You are what you eat. (あなたはあなたが食べたものでできている)
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