安浦中学校給食室 去ログ
2020年10月

安浦中学校給食室のページです

You are what you eat.
自分の”食”を考えて見ませんか?

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ライス 牛乳 広島和牛サイコロステーキ マッシュポテト きのこのみそ汁
                      令和2年10月30日(木)

今日は,新型コロナウイルス感染症の影響で,需要が減少している広島和牛の消費拡大を図るため,広島和牛を提供する事業の第2弾が実施されました。
 

前回の9月は,「サーロイン」の部位を,今回は「うちもも」の部位を使用しました。

お肉屋さんから,広島和牛の中でも,「元就」というブランド牛が手に入ったとのことで,より特別感のあるステーキでした。

また,今回は,ステーキソースを秋仕様にして「りんご」を使った,手作りソースにしました。

うちもも肉に,塩こしょうをして,天板に並べます。少し油をかけて,パサパサにならないようにしました。 
 

各クラスにわけて,手作りのりんごソースをかけて,できあがりです。 

無償提供していただる,一人あたり100gの上限,いっぱいの広島和牛を使用しました。

「次は,シャトーブリアンが食べたいです!」や「スカートのホックが取れそうなくらい,食べられました。おいしかったです!」と笑顔で話してくれました。

2回の特別な広島和牛給食を実施して,広島和牛のおいしさを,しっかり味わってもらうことができたかな,と思います。

次に,広島和牛を使用するのは,2月の予定です!

次は,どんな料理で登場するか,お楽しみに!


救給カレー 牛乳 さつまいも蒸しパン バナナ ヨーグルト 令和2年10月23日(金)


今日は,1年生が防災について学習するということで,給食では「救給カレー」という非常食を取り入れた「防災給食」でした。

もしもの時のために備えて,長期保存が可能な非常食を準備しておくことや非常食を食べて,味に慣れておくことも大切です。

救給カレーは,どうやって食べるのか,興味津々な様子でした。食べてみると,「はじめて食べたけど,おいしかったです!」という感想が多かったです。

 

また,今日は「蒸しパン」にもチャレンジしました。

さつまいもとにんじんを,小さな角切りにして,またまた,手が痛くなりながらも「ハッピーにんじん」をトッピングでのせてみました。さつまいもとにんじんの自然なあまみがあり,また食べたいと好評でした。
 

 


生徒朝会で,給食委員会から発表がありましたが,今日はどのクラスもとても早く給食を取りに来て,素早く準備をすることができていました。

今の自分,将来の自分のために,どんな食べ物をどんな食べ方をしていけばよいか,考えてみてくださいね。

うずみ 牛乳 小いわしのからあげ ごまあえ  令和2年10月22日(水)


今日は,福山市の郷土料理「うずみ」が登場しました。

みなさんは,「うずみ」という料理を聞いたり,食べたりしたことがありますか?

むかしむかし,江戸時代の倹約政治により,ぜいたくが禁止されていました。そこで,ぜいたくな食べ物とされていたエビや鶏肉を,ごはんの下にうずめて食べていたことが始まりとされています。

また,秋の豊かな実りに感謝して食べる料理でもあるので,今日は,里芋やしいたけ,ゆずなどを材料として使用しました。
 

 

「食べてはダメと言われても,ぜいたくなもの,おいしいものをどうしても食べたい!」という,強い思いを感じる料理です。そのことを伝えると,「昔の人は,すごい!賢すぎますね!」と感心している人もいました。

福山市の郷土料理ということで,一度も食べたことがなく,どんな料理なのだろうと警戒している人や,初めての食べ方に戸惑う人が多くいたように感じました。

郷土料理は,各地域の産物を上手に活用し,風土にあった食べ物として作られ,食べられ続けているものです。

呉市に住んでいる私たちが,福山市の「うずみ」を食べたことがないのは,当たり前のことです。 

これからも呉市や広島県の郷土料理は,もちろんのこと,様々な地域の郷土料理を出していきます。

それらを食べながら,各地域のよさや,食に対しての工夫などを感じてもらえれば,うれしいです。

 


秋の香りごはん 牛乳 煮浸し 豚汁  令和2年10月21日(火)


今日は,秋の味覚がたっぷりの「秋の香りごはん」でした。 

まずは,混ぜごはんにするための具を作ります。

鶏肉や栗,しめじ,干ししいたけなどをどんどん炒めていきます。栗がたっぷりで,秋だね〜とにんまりしながら作りました。

 

各学年に混ぜるために,一旦釜から取り分けます。

パン屋さんが届けてくださった白いごはんに,先ほどの具を混ぜていきます。

しっかり混ざるように,丁寧に混ぜていきます。混ぜごはんは,思っているよりも力のいる作業です。
途中,腕が痛くなりすぎて,遠くを見ながら「ふ〜・・・よしっ!」と気合いを入れて混ぜ続けていました。
 

今日は,今が旬の食べ物「栗・きのこ・さつまいも・ごぼう」をたっぷり使いました。「今日は,すごく秋を感じる給食でした!」と,多くの人から感想をもらいました。

もう10月が終わろうとしているのに,すごく暑かったり,急に寒かったりという気候ですが,旬の食材をしっかり味わって,季節の移り変わりを「食」で感じて欲しいと思います。


ごはん 牛乳 キムチ鍋 チヂミ  令和2年10月19日(月)


久しぶりの更新です。今日は,韓国料理のキムチ鍋とチヂミでした。

チヂミは,小麦粉だけではなく,もちもち食感を出すために,少しだけ白玉粉を加えました。

白玉粉は,塊になっていて溶けにくいので,一回ミキサーにかけて,細かくしてから使用しました。

 

その後,大量のにら・玉ねぎ・にんじん・いかとしっかり混ぜ合わせます。

タレをつけなくてもいいように,しょうゆなどの調味料もいっしょに入れました。

 

天板に流して,焼いていきます。

 

1枚の天板を,16等分し,各クラスに分けていきます。

 

白玉粉を使用したせいか,もっちもちのチヂミになりました。

また,キムチ鍋が結構なピリ辛で,「辛すぎる!」という意見もありましたが,もう少し寒くなると,体がぽかぽかしてちょうどよいかなと思いました。

たまには,ピリッと辛いものも食べながら,五感を刺激していきましょう!


レーズンパン 牛乳 きのこのキッシュ ミネストローネ
                令和2年10月9日(金)

今日は,野呂山で栽培された「しいたけ」を含めた,3種のきのこを使った「きのこのキッシュ」でした。
大量のきのこだったので,きのこを切るだけで,45分もかかりました

まずは,具となる,しいたけ・エリンギ・しめじ・玉ねぎを炒め,天板に分けます。

 
その中に,ツナ,溶き卵と生クリーム,牛乳,チーズを入れた後,スチームオーブンで,蒸し焼きにします。

前回のキッシュの反省を活かし,今回は卵を増やしてみたところ,ふっくら膨らんで,とてもおいしそうにできあがりました。


 

すてきな見た目になるように,三角に切り分けます。

大きさをそろえるために,心の中で,見えない線を引いて,
カットしていきます。
私も挑戦したことがありますが,何度やっても斜めになってしまいました。給食の先生のように,思い切りよく,きれいに切ることができるようになるためには,まだまだ修行が必要です。

今日は,給食でも季節を感じて欲しいと思い,秋が旬の「きのこ」をたっぷり使いました。

栄養がたっぷりつまった,旬の食べ物を,家での食事でも進んで食べてくださいね。


ごはん 牛乳 チャプチェ にらたまスープ 令和2年10月8日(木)

今日は,「チャプチェ」が登場しました。

「チャプチェ」とは,韓国の家庭料理で,春雨とたっぷりの野菜を使った炒め物です。 

豚肉とえび,にんじん・たまねぎ・たけのこ・チンゲン菜・干ししいたけを,どんどん炒めていきます。

仕上げに,春雨を投入し,干ししいたけのうまみがたっぷり出ている戻し汁や,野菜から出た水分を,ぐんぐん吸わせます。

 

春雨は焦げやすいので,大丈夫かと心配していましたが,さすが給食の先生!

全身を使って炒め続け,焦がすこともなく,理想通り!最高の仕上がりになりました!

中学校で食べる,給食の回数は限られています。

その中で,みなさんにいろいろな料理を味わったり,学んだりして欲しいので,給食の先生と相談しながら,新しいメニューにどんどん挑戦しています。

苦手な食べ物もあるかもしれませんが,みなさんもぜひ食べるということにも挑戦してくださいね。


ごはん 牛乳 鶏つくね ゆかり和え 元気汁 令和2年10月7日(水)

今日は,手作りの「鶏つくね」でした。

材料は,鶏ミンチとひじき,金時豆,枝豆,とうもろこしでした。おいしくなるポイントが,しっかり練ることだったので,粘りが出るまで混ぜ続けました。

なるべく同じ大きさになるように,1個ずつ丸めて成形していきます。

 
 

スチームオーブンで,蒸し焼きにします。

各クラス分,数えて,手作りのタレをかけてできあがりです。


 

手間がかかるメニューなので,時間に余裕はありませんでしたが,特別な形の「ラッキー鶏つくね」も何個か作っていました。
よく見ると,この写真の中にもハート型のものが隠れています!


給食を通して,食べることの楽しさや大切さを感じて,日々の生活に活かしていって欲しいと思います。


ごはん 牛乳 さばのみそ煮 お浸し けんちん汁 令和2年10月6日(火)

今日は,初めて大きな釜ではなく,スチームオーブンを使って「さばのみそ煮」を調理しました。

天板の枚数が限られているので,1枚に何切れ並べるか,ということがとても重要になります。向きや大小を考慮しながら,パズルを当てはめるように,どんどん並べ,煮汁となる調味料をかけます。


 
 
煮汁が,さば全体にかぶさるように,「落とし蓋」ならぬ「落としクッキングペーパー」をしました。

大量の蒸気で,調理したため,途中でクッキングペーパーが飛んでいくというハプニングもありましたが,クッキングペーパーをカットしてみたり,切り込みを入れたりと,改良しながら作業を進めます。

 
18分間,加熱し,無事完成しました。

みそ煮というよりも,焼き物風?になっていたので,急遽煮汁に少しでんぷんを加えたところ,とろみと照りが出て,より一層おいしく仕上げることができました。


 
少しでもおいしい給食になるよう,日々修正,改良,次回に向けての研究を行っています。

これからもしっかり味わって,おいしい給食をもりもり食べてくださいね〜!

 

わかめごはん 牛乳 呉の肉じゃが 納豆和え 令和2年10月5日(月)



今日は,呉市の郷土料理である「呉の肉じゃが」です。


 

明治時代に,旧海軍の東郷平八郎は,留学先で食べた「ビーフシチュー」の味が忘れられませんでした。

そこで,料理人たちが,自分たちは食べたことがないビーフシチューの味を再現しようと,研究をしました。

その際,海軍の料理の教科書(海軍厨業管理教科書)に掲載してあった「甘煮」という料理を参考にして調理していたところ,できあがったのが「呉の肉じゃが」だと言われています。

にんじん・さやいんげんは使用せず,牛肉・じゃがいも・玉ねぎ・糸こんにゃくというシンプルな材料に,砂糖としょうゆ,ほんの少しのみりんで味付けをして完成です。


各地域に伝わる郷土料理はたくさんあり,その地域で食べられているのには理由があります。ぜひ,呉市や広島県,全国に伝わる郷土料理を調べたり,食べたりしていきましょう。


パン 牛乳 きのこシチュー フレンチサラダ 令和2年10月2日(金)



今日は,呉の野呂山で栽培された「しいたけ」,広島県産の「しめじ」と「エリンギ」をたっぷり使った「きのこシチュー」でした。

 

給食のシチューは,ホワイトルウから手作りで作ります。材料はバターと油,小麦粉,牛乳を,弱火で加熱しながら混ぜ続けます。ルウを作るだけで20分以上かかりました。焦げないように,気をつけながら,かなり根気のいる作業です。

 

たっぷりの野菜と,きのこを煮込んだ中に,特製手作りホワイトルウを加えてできあがりです。

 

「食べる時に,どこをすくってもきのこが出てきたけど,どれくらいの量使ったのですか?」という質問がありましたが,しいたけ・しめじ・エリンギの3種類を合わせて,約10kg使いました。


「きのこが苦手な人もいるよね。」と給食の先生たちが心配して,食べやすいように小さく薄く切ってくださりました。少しでも食べやすいように,見えないところでも工夫をしてくださり,感謝の気持ちでいっぱいです。

 

今月は,「きのこのキッシュ」,「秋野菜カレー」,「きのこのみそ汁」と,秋の味覚の「きのこ」をたっぷり使っていますので,お楽しみに!

 文責 栄養教諭 上野