学校紹介


農道から撮った室尾の町(右側中央の白い建物が倉橋東小学校)
  呉市立倉橋東小学校は,呉市倉橋町の東部室尾区にあり,前身は室尾小学校である。昭和42年に室尾小学校と海越小学校が統合して倉橋町立東小学校となった。昭和56年に大迫小学校,平成9年に鹿老渡小学校,さらに平成14年に鹿島小学校と統合して,倉橋町の南東部の広い地域から児童の半数以上がスクールバス等で通学している。平成17年3月20日呉市との合併により,「呉市立倉橋東小学校」となった。
  現在の校区は,鹿島区,鹿老渡区,海越区,室尾区,大迫区の5区で,一番南の鹿島区宮ノ口や一番北東にある大迫区から室尾区にある学校までは6から8kmほど離れており,自動車で10〜15分かかる。
  また,呉市内中心部から学校までは自動車で約1時間ほどかかるので,教職員が研修に行く場合には,ずいぶん早くから学校を出なくてはいけないという問題もある。
  室尾区には,郵便局や駐在所,農協や漁協のほか,昔からの商店があり日常生活に必要なものは地元で手に入る。また,医療機関として病院が2つ,歯科医院も1つあり,老人保健施設も校区内に2箇所ある。
  呉市立尾立小学校,呉市立倉橋東中学校とは約1kmずつ離れているが,協力して小中一貫教育を進めているところである。

  地域の産業としては,以前は,農業・漁業・商業が中心であったが,農業の不振(特にみかん栽培)により,会社・工場に勤める人が増えてきて,兼業農家もほとんどなくなってきている。漁業(いりこ・かき養殖)は盛んである。
  地域全体として,過疎化・高齢化現象は著しく,若年層が少なくなって,児童数も減少傾向が続いている。