吉浦共同事務センター  訪問
令和元年8月21日(水)
設置校 吉浦小学校(吉田事務長)
  今年度の事務センター訪問は,吉浦共同事務センターを訪問しました。
      午前中の研修場所「呉市役所」から
      146年の歴史ある「呉市立吉浦小学校」
      へ移動しました。
    

 講話「学校力の向上に向けて~校長からのメッセージ~」
   吉浦小学校校長 枝長 真智子 様
 
◆学校経営で大切にしていること

 ◯ビジョンの共有

   【学校経営のキーワード】
     平成29年度「スクラム」
     平成30年度「パワーアップ」
     令和元年度 「チャレンジ」

 ◯適材・適所による配置
 
 ◯防止や回避の視点での危機管理


◆チーム学校の要 事務長として

 ○事務長に期待される役割は?

 ○事務長に必要と思われる資質・能力は?

 ○事務長が果たしている役割は?

     まとめ

           ・情報の共有は,具体的な内容で行うこと。
           ・前任者が在籍している段階で役割を交代させることが,互いの人材育成になる。
           ・ニーズに合った研修を組む。
           ・危機管理・・・いつ何が起こってもおかしくないと常日頃から準備する。
           ・最初の電話対応が大切,クレームは学校を高めると考える。
           ・働き方改革及び自校の教職員の人材育成を期待している。 


◆会員の感想(抜粋)
 ・学校力向上の取組を伺い,これからの事務センター経営に参考になることがたくさんありました。システム化や人材育成(若手の登用や研修)危機管理対応など,働きやすさを向上させていきたいと思いました。
 ・学校経営係る事務長の役割について,今まで校長先生方はどのように感じておられるか直接お伺いしたことがなかったので,アンケートまで実施していただいてお話しいただいいたことは大変参考になりありがたく思いました。 
 ・情報共有は,具体的な内容で行うとか,ニーズに合った研修を組むとか,失敗する対応を意識させるなど人材育成を行う際に重要事を改めて教えていただきました。これこそ事務長に必要な事だと感じました。
 ・学校経営,システムづくり,関係づくり等「つなぐ」「ひろげる」「たかめる」で取り組まれ,校長先生の思いが教職員へしっかりと伝わり,確実にあゆみを進められているご様子がよく分かりました。 


 センター経営について発表 吉浦小学校 吉田事務長
発表の内容
1 運営目標
2 組織構造イメージ図
3 職位の推移
4 重点目標
 ①働き会改革
   やってみる,やめてみるの実行
 ②専門性の向上
   所外研修への積極的参加と還元
 ③教職員との協働
   事務職員からの発信の工夫
5 評価と振返り
          
             発表の中から心に残る言葉を紹介
                                                          
               
                     ・来年度の話はしない,新年度のことは新規メンバーで考える
                     ・任せられることは,積極的に任せる
                     ・月に1度は,各校の事務職員の頑張りを関連校の校長先生に伝えている

 
 執務環境の見学
整理整頓された執務しやすいお部屋 各校の進捗状況が一目でわかる工夫
各学校周辺の通勤認定経路 必要に応じて棚が出現!便利ですね 

◆会員の感想(抜粋)
・大変働きやすい環境を作っておられることに感心しました。できるところから取り入れていきたいと思いました。
・部屋の大きさを変えることはできないとき,次に「工夫」して対応されたことはすばらしいと思いました。また事務センター職員の「やる気」を十分生かした事務室経営をされているように感じました。
・毎年度,共同事務センターの目標に対する評価と振返りを事務長とサブリーダー双方できちんと行い,うまくいかなかった要因を掘り下げて次年度の取組に活かしている点が素晴らしいと思いました。このようなPDCAサイクルによる共同事務室経営を見習っていきたいと思います。
・メンバー1人1人が活躍できる組織をイメージ図で示されたり,「チャレンジさせたり,任せたり」のタイミングを見極めた組織的な事務室経営がとても参考になりました。業務管理の工夫としてご紹介くださった「大小ホワイトボード」は写真撮影させていただきましたので,是非センターで取り入れさせていただきたいと思っています。。
「・~」は会員の感想を抜粋して掲載しています
 
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