『未来を拓く生徒の育成』を目指して


 
 校長の二宮肇美(にみやはつみ)です。

 
純真な子どもたちの笑顔に触れ,幸せを感じている毎日です。この中学校では生徒指導に追われるのではなく,「子ども達にどんな力をどのようにしてつけていくのか」という本来の教育の議論ができます。このことに喜びを感じ,同時に保護者・地域の皆様に感謝の思いでいっぱいです。

 子ども達は今後,激動の社会を生きていかなければならないといわれています。少子高齢化,グローバル化,そしてIT革命ともいえる社会の変化に対応できるように育てていく必要があります。われわれ大人がこれまでに受けてきた教育と同じ教育だけでは対応が難しい状況があります。答えのない課題を自ら見出す力,その課題を粘り強く仲間と協力し合って解決する力,困難に立ち向かう力も必要です。また,自分たちの住んでいる地域を愛し,世界へと物怖じせずに立ち向かっていく力も必要です。義務教育の間に何ができるか,私たち教職員は真剣に考えて取り組みます。

 
蒲刈中学校では,「子ども達に『蒲刈だからできる教育』『少人数だからできる教育』を!」を合言葉に,校区の『ふるさと学習』を充実させたり,4島3中学校区が協力して学習に取り組む『とびしまプラン』を企画したりしています。
 

 
子ども達一人一人が「この蒲刈中学校に通ってよかった」と心から思えるような学校づくりをしていきたいと思っています。ご協力よろしくお願いいたします。